外見コンプレックス

ここ数日、キャッチに声かかることが増えた。
上野のキャバのキャッチ(なんだけど実際してることはただのナンパ師)から、今朝の新宿のキャッチ。
髪の色が明るくなったのと、格好をムリにnonnoっぽく清純系にしなくなったのがたぶん原因。
キャバの面接落とされた自分がこうなるのは実に意味がわからん。
上野のキャッチは、キャッチならキャッチらしくキャッチすればいいものを
まどろっこしく
『今度会おう』
だとか
『好きになってもいい?』
などと言う。
ふざけている。
馬鹿らしい。
まんざらじゃぁないけど、うざい。
シメたくなる。
だいたい顔が気に入らない。
匂いも気に入らない。
こうして、いかに男が体目当てであるのかを思い知らされるような気もする反面、身持ちが堅くいい匂いのしそうな男に
『あぁ、やはりあたしには女としての魅力がないのか。体すら目当てにしてもらえやしない』
と思い知らされることもある。
まぁ、目当てにするほどたいしたものも持ち合わせていないのだがな。
たかが男ごときに振り回されたくない。
だけど、実際にはこうして煩わされている。
年上の男性(部内以外)には甘えんぼキャラと捉えられがちだけど、そう見られると腹が立つ。
虫が好かん。
お前ごときに誰が本気で甘えるか、と。
ラクだけどね、適当なことばかり言っているだけで甘えんぼとして処理してもらえるのだから。
いかにヤリたいだけの男がバカ女を好むのかを思い知らされるよ。
“いつだって恋していたい!”とのたまっていた夢見がち莫迦の絶望の末路は、こんなもん。
だるい、最高にだるい。
ここ半年か1年くらい、
『死ねばいいのに』
が口癖だけど
本当に死ねばいいのは自分だよ。まったく。


あぁ、そうか。
あたしがロクな女じゃないからロクでもない男とばかりフラグが立つのか。
世の中不条理ばかりに見えるけど、意外とそうでもないんだよね。
なんだかんだで、いろいろ道理に適ってる。
あたしがふざけた真似ばかりしているから、ふざけた奴しかあたしを見ようとしないし。
あたしはあたしを無駄に本気臭く肯定する男をまず罵倒にかかるけど、それは相手自身を罵倒しているんじゃなくて自分を罵倒しているわけで。
でも、そんなこと伝わるわけもないから相手は理解に苦しむし愛想も尽かす。


ぁーもうめんどくせぇ。
寝よ。