R18 星の王女〜宇宙意識に目覚めた義経〜 佐藤忠信の全ED


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忠信のキャラが結局微妙につかめなかったなぁ。ツンデレと形容すればいいのか?外見だけショタで嫌味ばっかり言ってくるけど、だんだんに日が経つにつれて主として慕うようになって、そして平泉と義経とで板ばさみになった時に義経を想うあまりひとりで悩むところはすごく萌えた。ひとりで黙ってやっちゃう、良心からくる腹黒なんだわな。ってか、佐藤兄弟はどちらもいい。兄の継信は誠実でまっすぐ、弟の忠信は飄々としていて洞察力に長けていて現実的。どちらも共通しているのは、思いのほか不器用なところ。平泉では兄弟で仲良くしてくれるけど、両手に花はオイシイ。
あぁ、そうそう。昨日やった孕まされEDはSchoolDaysというより月ノ光太陽ノ影だな。あのヤンデレパジャマ、結構衝撃だったなぁ。それにしても、乙女ゲーって意外と強姦シーン多いな。ただ甘いだけじゃない、ってのをウリにしてるやつとかにはだいたいあるような。強姦がいい感じに成立するのって、乙女ゲーみたいに相手がイケメソだったりその裏に隠された想いがあるからこそだよね。これみよがしに入れろ、ってわけじゃないけど時々織り交ぜるとよさそうだ。
このゲームの醍醐味は、双子の兄の仇を討ち、兄の悲願を果たす為に自らが男義経遮那王)となって戦地へと赴いたもののいつまでも家臣たちに隠せるはずもなく、途中のひょんなことで女だとバレてしまったときの家来たちの反応とその後の態度なんだよね。姫様扱いマンセーだぜww
この源平争乱の時代だけに、血の描写が絶えない。殺されるED、殺すED。自らを囮にして義経を逃そうとして別離するED。あとはお約束のモンゴルEDとかね。忠信だけでEDは7つ、うち5つはバッド。選択肢はかなりシビアなつくりだとおもう。ひとつ違うだけでED違ったりする。これは意外なボリューム。遙か3好きだったひとにはちょっといいかも、あえて言うなら弁慶が腹黒軍師じゃなくて薙刀振り回す無骨な大男ってとこが腐女子向けではないような気がするところかな。正直あの弁慶はクリアする気にならないw多少史実に沿った流れになってるところも、せつなさがあってよかった。
星の王女シリーズだけに相変わらず電波要素だいぶあったけど、全体的には予想外にかなりよかった。鬱EDもせつないEDも幸せなEDもあるし。絵は好みじゃなかったけど、キャラとか話の流れのおかげで全く気にならなくなってきた。これなら同じ絵師の仁義なき乙女にも期待できそうだ。