R18 いじわる My Master エヴァンスED2(バッド)

以下すべてネタバレ(それだけ壮大すぎて中途半端には感想言えないってこと\(^o^)/)





























このゲーム、特にグッドED見た後だとバッドED自体はそんなに見てもおもしろくないんだけど・・・これはすごかった。なにがって、EDもそうだけど・・・グッドEDには差分イベントも出てこないシーンリプレイ。たしか・・・『残酷な無邪気さ』、だっけな。エヴァンスたんの人格崩壊っぷりが如実に表れたイベントだった。
強大な魔力を使って、自分を魔法研究所に連れ戻そうとデルタの研究所に訪れる数十人もの使いを次々に惨殺していく。
そして、
「さてと。そろそろゴミを片付けないとね!」
と言いながら、以前くるみがエヴァンスの部屋で発見した禍々しいネックレス(エヴァンスたんが魔法研究所にいたころに使っていたもので、自分の魔力の一部が封じられているものらしい)をかざして残骸をいたぶるように処理していく。ひたすらこともなげに、いつもの明るい調子でやってのけるものだから壮絶だった。もうなんていうか、やばい。でもそこで、くるみは怖いとばかりおもうんではなく

エヴァンスが怖いと思う一方で、エヴァンスを守ってあげたいと思った。
 怖い物を怖いと、哀しい物を哀しいと思えないエヴァンスを、救ってあげたいと思った。」

とおもうところがすごくよかった。くるみGJ!


結局、EDは鬱だった。まぁバッドだしね。いまんとこ、このゲームでは最強の鬱EDなんじゃないかなぁ。
博士がくるみへの研究をやめるとエヴァンスたんも興味を失って、でも自分をすべて受け入れてくれるくるみを手放したくないから暗い部屋に鎖で繋いで、会いたいときだけ会いに行くみたいな・・・いわゆる監禁EDってやつか。しかも自分にとって不都合な者はすぐに殺しちゃうところはそのままだし、全くもって救いようがない。くるみはエヴァンスたんにとって特別なおもちゃで、ただ強い執着の対象でしかない、っていうね。くるみも精神崩壊して、そんなエヴァンスたんの気まぐれな逢瀬にすら強い喜びしか感じないし。これはひどい鬱展開。思わず笑ってしまったw
このバッドED、たぶんデルタの研究所ルートの最初の方でエヴァンスたんが研究所のメイドに物凄い冷めた声で命令して、メイドが恐怖に慄きながら応じたところと繋がるね。最初はただエヴァンスたんの魔力が強いから魔法かなんかで命令されているのだとおもってたけど・・・きっと、それもあるかもしれないけど、エヴァンスたんやデルタの命令に背いたら、博士大好きでなおかつ人格崩壊してるエヴァンスたんにあっさり殺されちゃうからなんだろうね。それと、エヴァンスたんがデルタにくるみとの交際を証明するために公開セックスした後にデルタが、魔法で操られてこんなことに応じたんじゃないかってくるみに確認してたけど・・・デルタは知ってたのかもね、エヴァンスたんがそれだけ恐ろしい魔法使いだってこと。


こうしてプレイしてると、レオンとデルタが物凄くまともに思える。っていうのは、まだ2人ともバッドED見てないからかな?
この2人がバッドEDでどう崩壊してくるのかも気になるけど、なんかもうこれ以上特記事項持ちキャラはいないでもいいような気もしてくるw