喪女にそんなことしたら惚れちまうだろうがww

なんでかよくわからないけど、下和田さんのライブ前に急にカラオケ行きたくなって適当に来そうな子にメールしてみた。4人中、1人しかいい返事もらえなかった。そりゃぁそうだ、次の日は月曜なんだから。

とにかく、その状況がひどかった。22時くらいに待ち合わせて、飲み屋行ってからカラオケ。人生2度目か3度目、カラオケのトイレで寝落ち。しかしそんなあたしに非難たれるわけでもなく、その上最寄り駅まで送ってくれた。あの子も学校あったのに。
相変わらずあの子の身体からは、男臭さがまるでなかった。せっけんというか、家というか、洗濯物のにおい。男に度々感じる、気持ち悪さとかむせかえる感じが全く感じられない。肩を借りて寝てたら一瞬で駅までついたけど、寝付く前に感じたあのにおいがすこぶる印象的だった。

あの子に、他意はない。だけど、そういう他意のない行為は喪女にはキツ過ぎた。むしろ、他意がないからこそいいと思えるんだよね。
ただ、あたしが
『〇〇くん(あの子ではない)みたいなどこもかしこも普通の男の子を見てると、恋とかとは違うと思うんだけど、ひたすら血が騒ぐんだよね。とにかくあたし、普通の子っていうのが大好きでさ』
と言った時の回答は微妙に他意を感じずにはいられないもので、気になった。聞き返したら、なんでもないってごまかされた。
あの子は高潔かつ神経質で、考え過ぎで空気読め過ぎでみんなから信頼されていて。そんなあの子にそういう発言を嘘でもされると
『あたしにそんなことのたまうなんて馬鹿な子だな』
って思う反面、なんだかよくわからない優越感が湧いてくる。
あぁ、まだ誰かにそう言わしめるだけの価値があたしにはあるんだな、どうやらまだ生きてていいみたいだな、って。