蒼黒の楔 緋色の欠片3 鴉取真弘・鬼崎拓磨・狐邑祐一ED

最近プレイ感想なんもかいてなかったので、まとめて。

  • 祐一先輩

祐一先輩は今回も優しかった。
前回は、自分がカミの血を引く人ならざるものとして人間(主人公)を寄せ付けないようなところがあった祐一先輩。自分はカミで、怪我をしてもすぐに治るだなんて言って自分ひとりで無理してた先輩。前回は敵だったアリアのこともすぐに理解して助けようとしてくれたり、とにかく頼りになる先輩って印象が強かった。
でも、今回はちょっと印象が違った。大学生になってまたひとつ大人になった先輩だけど、典薬寮に閉じ込められた結界で守護者としての力を徐々に失っていく過程でいよいよ真の“人ならざる力”を発現してしまう。その力を出せば出すほど力に精神を支配されていく様は、本当に危うさに満ちていた。自分を人ならざるものとして差別してきた人間(村人)をなぜ助けるのかと悩んだり、力を制御できずにいるのに気丈に振舞ったり、今度は主人公が祐一先輩を救う役目だった。
一番よかったのは、祐一先輩の小さいころによく行った空き家に行くシーンと、いなくなった祐一先輩を探すために再びその空き家へ行くシーン。小さいころ、村人に怖がられたりなかなか力が発現しなかったりで落ち込んでいた祐一先輩が空き家にひとりいたときに、小さかった主人公が遊ぼうと声をかけてきたっていうエピソードはすごくよかった。こういう、昔からの縁って好きだな。そして、いよいよ自己を保てなくなって妖狐の姿になってしまった先輩を鎮めるために抱きしめて眠るシーンは本当によかった。なんていうか、あのスチルはいとおしさが込み上げてきた。
他ルートでも、祐一先輩のアツアツな二人(真弘先輩と主人公)に対する冷静だけどニヤついた感じのツッコミがよかった。祐一先輩大好きだ!!

  • 拓磨

正直あんま覚えてないとか・・・ははは。だめだ自分\(^o^)/
でも、やっぱ拓磨はキーキャラだな。鬼斬丸によって封印された鬼にまつわる話に相違があったっていうのはかなり新展開だった。あと、遼となんだかんだでアツいところが合ってるのがよかった。あれはいい掛け合い。
全体を通すと・・・同級生との甘酸っぱい恋愛、ってかんじだった。EDで紅葉を一緒に見に行くシーンは緋色らしかった。

  • 真弘先輩

やっぱ真弘先輩はかわいいだけじゃないなー。男気があって、なんだかんだで頼りになる。
祐一先輩や慎司くんみたいな無茶する展開はなかったように感じたけど、祐一先輩との友情、主人公達後輩への愛情が感じられて器の大きさを感じた。後輩を見守りたいがために一度受かった大学を辞退してもう一度主人公達と受験し直すってとこは、なんだか真弘先輩らしかった。
一番よかったのは、最後の戦いの前。大学を出たら嫁になって、子供を産めって。先のことまで未来妄想して興奮したりしてる真弘先輩が想像できてかわいかった(笑)あとは、映し鏡。拓磨と大晦日の晩に散歩してコーヒーを飲むエピソードと、主人公に初めて会った秋の放課後に祐一先輩と主人公の印象について語り合ってるエピソード。なんだか真弘先輩は男同士の友情がすごく絵になるというか、合うなぁって(BL的な意味ではなくw)。


残るは卓さん・遼・隠し2人。そのうちやります。